新人研修終了!研修の難しさ
2023/05/17
こんにちは!
五月晴れというより夏のような日差しですね。
湿度が高くないので気持ちが良いです。
午後は深大寺エリアで仕事がありますが、新緑がきれいだと思います。
4月から行ってきた新人研修の座学がやっと終わりました!
と言っても座学は序盤は毎日やっていたのですが、途中からは引継ぎや新規利用者の対応もあり、リモーネケアで質疑応答をしながら新人2人と席を並べて働く実務に即した内容でやってきました。これは今月いっぱい続きます。
今年の2人の新人職員は、とてもいい人達だし反応が良いため、ここ数年で一番多く話した気がします。
人数も2人というのはちょうどよくて、これが新人が1人で私とマンツーマンだと、社長とマンツーマンの個別授業は結構気まずいと思います。
私もマンツーマンは少しだけやりづらいです。
そういう意味で、今年の新人研修は良くやれたな、と我ながら思っています。
人に教えるというのも自分の仕事の確認になりとても有意義な1か月半でした。
これから2人は新規の利用者のところへ私が一緒に行ったり、疑問を解決しながら知識を蓄え一人前の良いケアマネになれるでしょう。
私は信じて期待しています!!
振り返ってみると、今回も新人研修はいろいろな話をしました。
しかし、研修中ふと疑問に思ってしまったことがあります。
「これだけ研修で話して説明して結局仕事の役に立つのだろうか?」ということです。
私は居宅介護支援事業所の管理者になった2011年以来、多くのケアマネと一緒に働いてきて(30人くらい?)量の多少はあれど、ほぼ毎年新人研修を行ってきました。
私は昔学習塾で働いていたこともあり、研修などについては決して腕が悪いわけではない。それでも、最新が今回でその最良も今回なのですが、研修の途中「この研修は役に立つのだろうか?」と疑問に思いました。
多くのケアマネの良いところも、残念な失敗も見てきているので、研修ではそういう話をします。失敗は避けてほしいし、できれば近道をしてほしいので。
でも、以前のように私に経験が少なくても、研修をたいしてしていなくても良いケアマネになっている人はいるし、良い研修をしても挫折する人はします。
そもそも、ケアマネの試験に合格した人は、試験に受かっただけでなく、介護支援専門員実務研修の受講が終了した人が新人として入ってくるのに、ほとんど何知りませんという雰囲気で入社してくるというのは、介護支援専門員実務研修自体が機能していないのではないか?とも思いました。
専門研修Ⅰ.Ⅱに行っても急に成長するケアマネはいないように感じます。
ケアマネの研修は、車の免許のように取得すれば(上手下手は別として)路上を運転できるというものではないようです。
だとしたら、ケアマネーの研修の意味はあるのかどうか?
もしかしたら良いケアマネかどうかはケアマネージャーその人の素養(例えば親身な人だとが、事務作業が早いとか)がほとんどなのではないか?
あとは地域の知識を持っているとかそういうことが良いケアマネかどうかを分けているような...。
つまりケアマネってなかなか難しい仕事なんだな、と思いました。
素養も知識も必要で一朝一夕には生まれてこない。
だとすると残念ながら研修でいいケアマネを作り出すのは難しいのかもしれません。
とはいえ、新人研修をしないでいきなり実務からやらせるという発想は私にはありませんので、今後もこのスタンスで行きます。
研修中にいろいろ話すコミュニケーションも大切ですしね。
難しい、と諦めているのは良くないので研修資料も見直さないと。
ホームケア野川らしいケアマネージャーになってくれるようにこれからも新人研修があれば頑張ります。
写真は当社の新人研修資料です。我ながら並べてみるとなかなかの量。
東京 求人 ケアマネージャー 新人研修