有限会社ホームケア野川

ケアマネとして難しいケースを進めるには

お問い合わせはこちら

ケアマネとして難しいケースを進めるには

ケアマネとして難しいケースを進めるには

2023/05/26

こんにちは!

5月が終わりに近づいてきました。今年は天候不順で寒暖の差が激しいですね。

最近農作物を作っている人に聞いたのですが、今年は作物ができるのが例年よりずっと早いとか。

6月はもう真夏のようになるのかもしれませんね。

 

題名の「難しいケースを進めるには」という話をしたいと思います。

ケアマネの仕事をしていると、所謂「困難ケース」の利用者に当たる、または担当している利用者がそういう状況になってしまうことはあります。

全く波風のないケアマネの仕事なんて無いと思います。

実際ケアマネをしてる方は、何人かは支援が困難と思えるケースを担当されているのではないでしょうか?

支援が困難な状況、虐待やハラスメントや生活困窮、どうしようもなくうまくいかない状況はよくあります。

 

こういう場合私が意識するのは「困難な状況は長くは続かずやがて終わる。」ということです。

困難な状況であるということはつまり、生活が難しい状況ということなので、「在宅で独力では生活はできない状態に近い」ということです。

ということは、近い将来悪ければお亡くなりになってしまうし、施設に入所されたりするかもしれません。

施設入所ならその道筋をご本人やご家族が納得できる形で進めればいいのです。

生活が困窮しているならば、公的な資源を頼っていく必要があります。

虐待ならば地域包括や市区町村と協同して動きます。

いずれも、道筋を作れば現在の状況から脱出できる可能性は高いです!(そうならないケースもありますが...。)

ただ基本的には「長くは続かない。」と思って希望を持って、トンネルの先をイメージしながら取り組んだ方がうまくいきます!

突き当りの道ではないです。

 

次に必要なのは、日常的に社内で職員と、または関係者とそういう「話をすること」です。

当社ならば会議があります。そういう時に支援困難なケースとして話します。

そうすると誰かがいいアドバイスをくれたり、何もアドバイスが得られなくても人に話すことで考えがまとまったりします。

私も支援困難なケースを担当しているとき、誰かに話したり意見を聞いたりしているうちになんとなく落ち着いてきた。ということはよくあります。

これは私が腕がいいわけではなく、誰かがアドバイスをくれたり助けてくれるからなんとなく落ち着くんだと思います。

話せば誰か助けてくれます。逆に抱えると苦しいし、自分が思う以外の意見もありません。

 

ここで一点気を付けなければいけないのは、利用者へのリスペクトを忘れないことです。

困難で、仮に利用者に対しあまりいい印象を抱けなくても、汚い言葉を使うと対応も雑になります。

ストレングスを探して、利用者の良いところに着目しながら話すことです。

相談や報告を受ける側も、あまり殺伐とした話は聞きたくありません。

私は社内で汚い発言があった場合注意します。「〇〇が...」と言われたら「〇〇さんですよね。」という感じです。何度も言っていると少し言葉使いが荒いケアマネも治ってきます。

こういうことは本当に大切だと思います。会社の文化レベルに差が出ます。

上品な方が良いのです!

 

最後に思うのは、人の人生だから難しい時期や状況は当然あるのです。

自分だって、難しい時期はありました。皆さんもそうではないでしょうか?

困難な状況になったことは、そんなに不自然なことではないと思うようにしています。

そして困難な状況は長くは続かない。先に希望があるように支援をしていきたいと思います。

 

以前に、認知症が良くない独居の天涯孤独の方で方で、様々な問題があり施設に入られたことがありました。

施設入所に対し強烈な拒否を示され、家族、相談員、私、みんなで代わる代わる説得しました。

途中でおなかがすいたそうで、冷蔵庫にご飯があるといい取り出すのを見ていたら、マーガリンの無くなった容器に乾いたうどんが入っているのを食べようとしていました。

失礼ですがひどい食べ物です。いつ茹でたかわからない細いうどんに、醤油がかかっているだけです。これも失礼ですが食器も使い終わったマーガリン容器なので最低です。

せめて「温めませんか?」と話したのですが、怒って拒否してそのまま召し上がりました。

数時間後に説得に成功し、施設に行かれたらすぐ温かいお味噌汁ととんかつとごはんとポテサラが出てきて、散々怒っていた利用者が「温かくて美味しい。」と、笑って言われました。

 

困難なケースの先にも温かくて美味しいもののような希望はあります。

困難な状況はやがて終わります。

そのためには独力ではなく仲間と力を合わせながらやることです。

そして利用者へのリスペクトを忘れないことです。

 

今日はずいぶん真面目なことを書きました。

 

写真のいちご大福は、全くの余談です。

私は今週は会社の車をぶつけ、自分のバイクが4月に続き壊れ、代車のバイクで指をぶつけ大流血と、とてもツイてない一週間でした。昨日は休みで昼まで出かけもせずふてくされていました。

そんなこともあったのですが近所の友人が日本一美味しいいちご大福と言われている八丁堀の翠江堂(東京都中央区新川2丁目17−13)のいちご大福をくれました。

私もこれはいちご大福の中で世界一だろうな!と思うおいしいいちご大福です。

おいしいですよね、いちご大福。

いちご大福がお好きな方は翠江堂は行かれるといいと思います。

ちなみに私は翠江堂に行っても売り切れでこれを入手することができなかったのですが、何度かいただいたりして食べたことがあります!

今週はツイてなかったですが、私は幸運だと思います!

悪いこともあればいいこともあります。困難なケースの先にも希望はあります。頑張りましょう!!

 

東京 ケアマネ 求人 調布 三鷹

 

 

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。