Wi-Fi 6思考法 良い受け手が世界をよくする!
2024/01/24
こんにちは。一月らしい寒い日が続きますね。
バイクに乗っていると寒気がコートや手袋を通すように刺さってくる感じがします。
題名の「Wi-Fi」の文字を見て「こういうインターネットとかの話苦手」と思われる方もいるのでは、とちょっと心配です。
そんなに難しい話ではないです。私は典型的な文系で、残念ながら書いていても、結局こういうことよくわかってないですから(笑)
当社の職員もみんな苦手。「つながればいい。」「速いかどうかわからない。」「つながらなかったら怒!」という人々です。
以前ブログにも書いたのですが、当社では仕事の効率化を図っていて、そのために機材の刷新など適宜行っています。
土曜に取り組んだのは、事業所のWi-Fiルーターの交換です。
変えるのはWi-Fi 6(11ax)という新しい規格のもので、従来のWi-Fi 5(11ac)に比べると理論値では1.4倍高速になるそうです。
実際家で導入してみると、iPhoneのWi-Fiの通信速度が数字の上で桁外れに早くなったように見えました!
土曜日、誰も職員がいなかったリモーネケアから交換を始めてみたのですが、タカをくくっていてそんなに大変とは思っていなかったのです。
引っ越しモードみたいのがあってそれを設定すれば勝手に簡単に繋がるものだろう、と。
実際始めて見たらとんでもない。6台中つながるパソコンと、つながらないパソコンがでる、月曜日になったら複合機と繋がらない、とトラブル続きで結局土曜日半日、月曜日は相談センターを交えながら2時間も時間がかかりました。
設置を完了してみたところ、iPhoneはいつも通り高速なのです。数字で言えばダウンロードでおよそ600Mbps。私はその数字が何なのかはわかりませんが「なんか速そう!」と満足して目を輝かせました。
パソコンだって絶対速くなっていて、みんな「通信が速くて快適です!」と喜ぶだろうなと思いながら計測すると…27.0Mbps。
なぜ???となったのですが考えてみると受け手の問題がありました。パソコンの内臓無線子機はおそらくWi-Fi 4(11n)と2世代古いのです。
逆に私のiPhone13最新ではないけどWi-Fi6に対応していました。だから速い。
出し手のWi-Fi6ルーターが出した最高の電波を受け手のパソコンが受けられない状況、サッカーで言えばデ・ブライネの速いパスを80歳のおじいさんがゴール前で待ち構えるようなものです。
結局現時点でみんなに喜んでもらえるような設備投資にはなりませんでした。苦しいですがさらなる投資でwi-fi子機を導入することでスピードは向上するでしょう。たぶん…。
出し手と受け手と言えば、4月に介護保険法の改正があります。
この場合、出し手は政府、受け手は私たちケアマネージャー・居宅介護支援事業所となります。
改正の内容は最近日々明らかになってきていて、今は重大なケアマネ不足問題はあるものの、期待された処遇改善等の大きな待遇改善策は打たれませんでした。
ざっと見たところ、これではケアマネのなり手が増えることはなく不足が解消することはない、と感じさせる残念な改正の内容と言えます。
しかしそうは言っても、あとは受け手の我々、ケアマネージャーや居宅介護支援事業所の受け取り方の問題なのだと思います。
中国の孫子はこう記しています。「智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う。利に雑うればすなわち務めは信なるべし。害に雑うればすなわち患(うれ)いは解くべし」
ざっくり言えば、「利益があることも悪い側面も考えよう。逆に悪いことだって利益が出ることもあるよ。」ということです。
受け手である私たちはそう考えて、良い側面も探した方が建設的だと思います。
私は現時点で、次期改正のいくつか良い側面を見つけています。
確かにさっき書いたようなある一面から見れば、「こんなものか…。」と落胆するのもわかります。
でも一歩進んで考えてみればよい側面もある。
ケアマネージャー、居宅介護支援事業所のみなさん、落胆するより一歩進んで性能のよい受け手になるしかないです。そこから工夫して利益を作るしかないです。
私たちが目指すのは受け手としてWi-Fi 4ではなくWi-Fi 6です!
私はこの受け手の進化を「Wi-Fi 6思考法」と名付けたい(笑)
写真はさっき書いたベルギー人のケヴィン・デ・ブライネ、マンチェスターシティ所属の世界最高峰のパサーですが、2018年に日本代表のベスト8の夢を打ち砕いた憎き敵です。あのロストフの14秒を私は忘れません。次回のW杯で8歳老いたデ・ブライネにリベンジすべく日本代表にはまずはアジアカップを制覇してほしい!私はDAZNに1か月分の課金をしながら応援しています!
Wi-Fi子機を付けたらこんなに早くなりました。やっぱり受け手が良くないといけませんね。
ちなみにWi-Fi6の子機はまだすごく高価!
速いも遅いもない当社の職員にはあまりにも投資のコスパが悪すぎる。
親機がデ・ブライネでも、ハーランドみたいな優秀すぎる子機は必要なし。
それはオーバースペックです。
軽自動車しか乗れない人にフェラーリを買い与えるようなもの。(今日ちょっと口が悪いですね。)
この子機はWi-Fi6対応してないけど十分速い。これもみんなに買ってあげよう!と思います。
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