有限会社ホームケア野川

主任ケアマネ研修2日目

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主任ケアマネ研修2日目

主任ケアマネ研修2日目

2024/12/14

おはようございます!

いよいよ年も暮れになり寒くなってきましたね。

今日、12月14日といえば江戸時代に赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日です。

深々と降る雪の中赤穂の浪士たちが討ち入った日ですが、当時は旧暦だから1か月ほど時期のずれがあるとはいえ、今日が寒いとは言っても雪が降るよりずっとましです。

 

昨日は主任ケアマネ研修の2日目でした。

また備忘録のように書いておこうと思います。

 

研修2日目はケースワーク等の基本についての振り返りから始まりました。

その中で「バイスティックの7原則」の話がありました。

これはアメリカ人の社会福祉学者フィリックス・バイスティックが1957年に著書「ケースワークの原則」に記したものです。

一応ケアマネにとっても基本だと私は思います。

 

①個別化 (individualization):「同じ問題(ケース)は存在しない」とする考え方。ラベリング(いわゆる人格や環境の決めつけ)やカテゴライズは厳禁。

②受容 (acceptance):個性であるため「決して頭から否定せず、どうしてそういう考え方になるかを理解する」という考え方。直接的命令や行動感情の否定を禁止。

③意図的な感情表出 (purposeful expression of feeling):クライエントの感情表現の自由を認める考え方。特に抑圧されやすい否定的な感情や独善的な感情などを表出させることで自身の心の枷を取り払い、逆にクライエント自身が自らを取り巻く外的・内心的状況を俯瞰しやすくする事が目的。

④統制された情緒的関与 (controlled emotional involvement):ワーカー自身がクライエント自身の感情に呑み込まれないようにする考え方。

⑤非審判的態度 (nonjudgmental attitude):クライエントの行動や思考に対して「ワーカーは善悪を判じない」とする考え方。

⑥利用者の自己決定 (client self-determination):自らの行動を決定するのはクライエントである、とする考え方。この原則によって、ワーカーによるクライエントへの命令的指示が否定される。

⑦秘密保持 (confidentiality):クライエントの個人的情報・プライバシーは絶対に他方にもらしてはならない、とする考え方。

 

これはかつての研修で何度も見てきましたが、こう書くととても難しいですよね。

基本と言ったもののなかなかケアマネも7つ全部言える?と聞いたらなかなか言えないと思います。

そこで少しわかりやすくするために逆に原則に反した相談の回答を考えてみました。

 

ケアマネとして高齢者の相談に答えてみます。

「〇〇さんくらいのお歳の方はみんな一緒ですよ。私は(あなたの考えが)全然理解できません。私の話聞いてくださいね。あー、聞いていて頭痛くなってきたな。その考え、絶対違ってます!考えずに私のやり方に従ってください。この話、奥さんと息子さんには伝えますからね!」

もしこんな言い方されたら、ケアマネのこと大っ嫌いになりますよね。100%苦情になるでしょう。

 

お父さんとして娘の相談に答えてみます。

「中学生なんてみんな同じ。まだ子供だよ。お前の考えなんてわからない。いいか、黙って聞け。俺は本当に腹が立っている。その点数はもはや犯罪だぞ。俺が教えたとおりにやれ。いいな、ママには話しておくからな!」

娘は、たぶん二度と口をきいてくれないでしょう。

 

この2つの例は極端で、もうモラルハラスメントの域かもしれませんが、それくらいこの原則を外すと相談の場面はやばいことになります。

それでも7原則のうち1個くらい外してしまうことはありそうです。

例えば統制された情緒的関与。これは相手の考えに飲み込まれないようにすることですが、あまりにしつこい話をされたりしてつい怒りの感情が顔に出てしまうとか。

利用者の自己決定なら、「奥さんがこう言っているんですから、やってみましょう。」とか言いそうです。

 

実際、思わずそういう感じで電話している職員を見たことはあります。

今度そういう場面を見たら言ってみます。

統制された情緒的関与ができてませんね。」みたいな感じで。

嫌な感じはしますが、基本なので。

 

7原則を全部を加味してやるとすれば

「私は〇〇さんのことを聞きたいんです。なにも否定しないから話してください。感情のままに言葉にしてみてください。私は善悪を判断する立場じゃないんです。〇〇さんが決めること、それが大切です。今日に話は外には漏らしませんから、安心してください。」※統制された情緒で

こう書いたら書いたで、ちょっと完璧すぎて怖い感じもしますね。

 

2日目の日の勉強の中心は地域援助技術についてでした。

地域のことを研究することから、地域の課題を見つけ出していくというもので、それは主任ケアマネに求められることとされています。

私は2018年に一度受けているのでこの考え方は理解できていて、すでに会社の新人研修にも取り入れています。

私たちが担当している調布市、狛江市、世田谷区、三鷹市、それぞれの歴史や産業、人口...様々な点から見ていくと住民の傾向が分析できます。

分析の結果をインターネットで発表はできませんが、確実に何かを言い当てているように思います。

 

昨日は私は調布市の魅力について話しました。

グループ内の反応は良かったように見え、発表の時も先生からも指名され全員の前で発表いたしました。

内容は...

 

「調布市の魅力は大きく考えて3つあります。

一つは「深大寺」もう一つは「FC東京」。最後は「水木しげる」先生です。

深大寺は奈良時代の733年(天平5年)、開創されました。東京都では浅草寺に次ぐ古刹です。

本尊は本堂に安置されている宝冠阿弥陀如来像。他に、元三大師像があります。※写真を見せ

元三大師は、鬼などに姿を変えて人々を疫病から救う「鬼大師」とも呼ばれるため、深大寺の節分豆まきでは「福は内」を発声するものの「鬼は外」を言わないそうです。

この元三大師の札は調布の家は必ず(これはうそ。必ずではない)貼ってあります。

国宝銅造釈迦如来倚像(国宝)2017年に付けで国宝に指定され有名になりました。」

 

こんな話でしたが、みなさん不思議な感じの元三大師のお札に興味を示されていました。

私のグループの方はみんな23区のケアマネだったので、多摩地方の不思議な風習という感じがしたのでしょう。

話を面白くするために「調布の家には必ず張ってある。」と言っちゃいましたがこれは大げさでした。

実際は50%くらい?詳しくは誰も調べていないしわかりませんが。でも結構多くの家でこのお札見かけます。

魔除け感はすごくあるので、我が家の玄関にも貼ってあります。

 

昨日の私のランチは前回行きたかった「うどん丸香」(千代田区神田小川町3-16-1)です。

休憩時間は1時間。丸香までは徒歩10分。

行列が40人ほどでしたが「うどんなんてゆっくり食べないだろう。」とタカをくくって並びました。

幸い20分ほどで入り食べたのは釜揚げうどん(大)とちくわ天で990円。

この選択は完璧でした!寒風吹きすさぶ中コートも着ず待ったので体は冷え切っていました。

お腹もすいていました。ちくわ天は写真だとわからないけど大きかったし、何よりうどんが美味しかった。温かかった。

たぶん、こんなおいしいうどんは私は今まで食べていない。

意外だったのは、釜揚げだったのでゆで汁がどんぶりに残っていたのですが、飲んでみたところそれも非常においしかった。

パスタのゆで汁も、それだけでもおいしいのでトマトなどのソースを伸ばしたりするのに使いますが、そういう感じでした。

次の研修は24日ですが、この日も丸香に行こうと決めました。

次回は肉うどん、食べようと思います!!

研修も頑張ります!!

 

文:池端祥一郎

 

調布 狛江 三鷹 求人 介護支援専門員

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

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