鈴木千裕選手の稲妻メンタル 求人強化5/8
2025/02/15
おはようございます!
実験的に頻繁にブログ更新をしております。
今月5回目なので今月目標の8回の更新まで行きそうです。
暇なわけではないんですよ。
水曜日は主任ケアマネ研修、昨日は実習生の方が来ていました。
実習生の方、もし見ていたら2日間お疲れさまでした。よく頑張ったと思います!!
私は実習生の受け入れをした場合、惜しみなく新人研修並みにご指導させていただきます。
今後実習に来られる方、もしこれをお読みになっていたら安心してきていただきたいです。
ケアマネの資格を取られる方は働く場所が違っても仲間です。
出し惜しみをせず全力で実習指導を行うのは私の責務です。
出し惜しみなしの頻回ブログ更新ですが、題名通り求人にも仕事にも関係ないいつもの格闘技の話なので、ご興味ない方はどうぞ飛ばしてください。
こういう妄想することってありませんか?
1番強い人と2番目に強い人が敵対せずに組んだらどうなるだろう?というIF。
例えば、宮本武蔵と佐々木小次郎が力を合わせたら...どうなるわけでもなさそうですが戦があったらものすごい戦力になりそうです。
ダースベイダーとルークスカイウォーカーが仲間になったら...これは何かスターウォーズの世界観が変わりそうです!
源頼朝と源義経が争わなかったら...平家を打倒しました。その後も仲良かったらどうなったでしょうね。みんなが望んだ兄弟仲直りIFです。
武田信玄と上杉謙信が甲斐越後同盟を組んだら...信長はものすごくビビったでしょうね。
項羽と劉邦が手を組んだら...中国にもはや戦う相手はいません。四面楚歌じゃない四字熟語が何かできたでしょうね。楚漢最強!みたいのが。
コカ・コーラとペプシコーラが一緒に作るコーラって...絶対飲んでみたい!
AppleとSumsungが一緒に作ったスマホ...使ってみたい!!真ん中で折れるiGalaxyphone?!
漫画だと結構実現する一番胸アツな場面です。
ドラゴンボールの悟空とピッコロが一緒にラディッツと戦う、とかガンダムならグリプス戦役でアムロとシャアが力を合わせる、とか刃牙で最大トーナメントで闘った選手(刃牙、烈海王、渋川剛気、愚地独歩、ジャック...)チームと死刑囚チームが戦う死刑囚編とか男子が読む漫画には実にいろいろあります。幽遊白書で飛影と蔵馬が仲間になった時もドキドキしました!
サッカーならJリーグで日々戦っている選手が集まる時代の日本代表...というとずいぶん昔ですね。カズ、ゴン、井原、福田、ラモス、森保...あれはあれでよい時代でした。世界なら今でもよくあります。レアルのセルヒオ・ラモスとバルサのピケはスペイン代表だと力を合わせます。今、ではないけど。
考えるとといくらでも挙げられるし、夜やったら眠れなくなってしまいそうです。
面白くて仕方ない、絶対起こりえない妄想みたいなことがいま日本の格闘技界に起こっています。
すみません、前置き長かったですね。
そんな話が実現しているんです。
当社が(今のところ心の中で)応援している三鷹市出身の前RIZINフェザー級チャンピオン鈴木千裕選手が惜しくも昨年大晦日にクレベル・コイケに敗北しベルトを失ったのですが、敗北から1か月経過したいま、クレベルにボンサイ柔術を習いに行っているそうです。
通常、ライバル関係にある同階級の選手が交流することはないそうです。
K-1の魔裟斗も現役時代は戦う可能性があった選手とは日常交流をしなかったとYouTubeで回顧していました。
つまり今回の交流は異例。さっきさんざん挙げた例のように異例なことが起こっているわけです。
ボンサイ柔術も普通は出稽古を受け入れないそうです。
クレベルはYouTubeで今回の共同練習は「(千裕選手は)礼儀正しい青年で対戦相手にも礼儀があり親切だから受け入れた。」と語っています。
また強力な外国人選手が増えてきているので、日本人最強の鈴木千裕選手と力を合わせて日本にベルトを守っていきたいという気持ちもあるようです。
ただ発端としては、鈴木千裕が敗北しベルトを失った直後にも関わらず、前向きに強くなりたいと願ったから今回のような異例の共同練習に至ったわけです。
RIZINは「勝者と敗者」という試合直後の様子をYouTubeに投稿し、勝者と敗者のハイライトを色濃く演出します。
インタビューも勝者敗者ともにアップされます。
推しの選手が勝った時はいいのですが、今回のように応援している千裕選手が負けてしまったとき、私は内心その様子を見たくありませんでした。
私は大晦日から元旦になる瞬間はまだその試合の最中で、「あけましておめでとう」も除夜の鐘もゆく年くる年もどうでもよかった。
千裕選手に勝ってほしかった。
起き上がってクレベルを剛腕でマットに沈めてほしかった。
それだけに敗北は悲しすぎて元旦から悲しいものを見たくなかったです。
普段千裕選手の試合のことはこのブログで触れるのに、敗北のことを書きたくないし書けなかった。
でも、大晦日の試合直後千裕選手が「ボンサイ柔術を学びたい。僕自身にクレベルの寝技が憑依したら、取り込めたらどうなるんだろうと考えたら、“絶対王者”のピースが揃う気がするんですよね。逆に、クレベルの寝技に僕の打撃が加わったら、クレベルどんだけ強いんだろうなって」と話したのは驚いたし圧巻でした。
負けても、チャンピオンベルトを失ってもすぐ前を向けるのはまさに鈴木千裕選手の稲妻メンタルだと思いました。
ただただ圧巻です。
そして実際、出稽古が実現したことも圧巻。
その様子はYouTubeにアップされているのでご興味ある方はご覧になるといいと思います。たぶん2人のことを好きになると思う。
敗北とは一時のものでしかなく、勝利はまた取り戻せるということを千裕選手は発言と行動で表しています。
しかしこれは言葉ではわかっていても人間は感情の生き物なのでよほど強い意志がないとできることではないと思います。
悲しいときは悲しいし、何かを失ったらすぐに前なんて向けないのが普通。
普通じゃない千裕選手は早くも再起戦で3月のRIZIN.50では最強外国人の一角である現在9連勝中のカザフスタン人「岩拳」ことカルシャガ・ダウトベック(写真の人、写真だとあまり強そうに見えない。探したけど他の写真もそうでした。)と対戦します。
9連勝中と超強敵のダウトベックに勝利して、さらに次なる強敵誰かを倒せば年内の大晦日あたり再び王座挑戦の目は出てきます。
初戦から9連勝中の相手という茨の道ですが「天下無双の稲妻ボーイ」鈴木千裕選手は必ずやると私は信じています!!
がんばれ、鈴木千裕!!三鷹の誇りです。
文:池端祥一郎