有限会社ホームケア野川

採用超強化4/8 笑顔の裏で思うデジタル化

お問い合わせはこちら

採用超強化4/8 笑顔の裏で思うデジタル化

採用超強化4/8 笑顔の裏で思うデジタル化

2025/03/14

おはようございます。

今日はあまり多くは語りません。ちょっと愚痴っぽい話なので。

 

昨日、昼食の時間がずいぶん遅れました。

14時前くらいにチェーン店の、早く食事が出る店に行ったのですが、壮年の一組の家族が券売機に並んでいました。

私はプレッシャーはかけたくないので、にこにこしながら「ゆっくりで大丈夫ですよ。」と言いました。

ところがメニュー選び時間がかかり、キャッシュレス決済にも手間取って結局5分ほどかかりました。

私は「どうして店員は助けに来ないんだろう?」と疑念を持ちました。

店員はそれに目もやらずテーブルを片付けていました。

私の食券番号がディスプレイに表示されたのは入店15分後です。

全然早くない。

 

こういうのもあります。

居酒屋で最近はスマホでメニューを読み取り注文するお店。

私が場の中で若かった場合など、笑顔で「わたしがやりますよ!」と言います。

当然ですが飲み放題の時など結構な頻度で飲み物の注文が来ます。

私はバーベキューや焼き肉で、焼きながら食べたり飲んだりするのが得意で、焼く自己犠牲を装いながら美味しいものは一番に食べちゃう特技があるんです。

なので私は注文しながら食べたり飲んだりも大丈夫なのですが、「こういうこと得意でいいよね!」と言われながら独力で注文を取らされ続けると...

あまり楽しくない。

 

イライラするだけ時間もエネルギーも無駄だし怒ったって仕方ないと思います。

でも、仕事等のメールはひっきりなしに届き、見てなくても確認しないのが悪いくらいに言われる。

以前は簡単に紙で済んだものが、わざわざダウンロードして...これって本当に楽?

働き方改革で働く人の手間は減るけど、利用者、顧客側の手間はかえって増えていないだろうか?

デジタル化で社会は良くなったのだろうか?と思い、矛盾ですがそれをスマホで検索しました。

疑念が浮かびました。

 

昔のほうが良かったのではないか?

人の手でやったほうが温かみがあったのでは?

最近昭和レトロな話ってテレビで妙によくやってますよね。

オムライスとかカツカレーとか、ナポリタンとかが懐かしくておいしいというような番組。

私も一番好きなパスタは?と言われたら、格好をつければ「アマルフィのスパゲッティ・アッレ・ボンゴレ」とか「ローマのカチョエペペ」かなと答えるかもしれないけど、ナポリタンのほうが食べ慣れていて好きかもしれない。

実際、熱海なんかはあんな古い街なのにニューアカオとか予約は取れないし土日はすごい人の波になっています。

 

昭和のほうが良かった?

平成の初めのほうが景気も良かった。

お店に入ったら「何にします?」と言われてそのうち「お代わりは?」と声をかけてもらって「同じのを。」と言った方がかえって早いのでは?

そういえば昨日の店も居酒屋も、長渕とか尾崎とか永井真理子とか久保田利伸とか80年代90年代の曲ばかりがかかっていました。

友人は先週同窓会で先生に往復びんたを食らったのを勲章みたいに語っていました。

 

そんなことを考えながら、自分も徐々に懐古主義の老害みたいになっているなと気づき悲しくなりました。

さらに10年20年たつとどんどん社会に居場所がなくなっていくような...。

46歳の私ですらそうなんだから、高齢の方々はもっと感じるんだろうなと思うとこれは大きい社会の断層だと思いました。

 

すごく昔、衆愚政治というのがありました。

前5世紀のギリシャのアテナイの民主政治を、教養の無い貧民が行った結果、失政に至ったいう考えです。

譲り合いや合意形成に失敗し、政策が停滞・愚かな政策が実行される状況で、偏見や恐怖からの逃避、困難さの回避や他人まかせの機会主義、課題の先延ばしなどによって合理的な意思形成に失敗する政治の状況を指します。

 

今の世界はまさにこんな感じの衆愚政治で、その先端を行くデジタル化も一見して合理的でいいことだけれども、万人の合意のもとに成り立っているものではなく、便利だけど反面多くのものを奪っているのではないでしょうか?

間違った方向に進んでいないか?

 

だから、私がどうするということも今はぜんぜん見えないのですが...。

どうしていったらいいんでしょうね?

少なくとも私はケアマネージャーとして、利用者に安易なデジタル化を推進したりせず、利用者がデジタル化の対応に困っていたら助けないといけないと思います。

ガラケーに送れなかった先週の同窓会の写真をプリントアウトして、先生に届けようと思います。

 

すみません、愚痴みたいな話で。

多く語らないと書いておきながら、愚痴っていくらでも書けますね。

 

 

写真は相変わらず研修で行っている神保町のうどん屋さん「まる香」釜玉カルピスバター&ちくわ天、合わせて1010円です。

名前からして美味しそうですよね!

バター感と地鶏土佐ジロー卵の濃厚さが合わさり黒胡椒の辛みが味をまとめ上げる。

それはまるでカルボナーラのような味ですが、麺はうどんで不思議な感じですが最高に美味いです!!

まる香はかなりの行列ができるんですが、店員さんがあらかじめ外まで注文を聞きに来てゆで始めるので、席に着くとすぐうどんが出てきます。

会計も現金のみで店員さんお金を支払って「ありがとうございます。」と言われて「美味しかったです!」と応えます。

お店に知恵や工夫があると思いました。

デジタルでなくてもこれでいいし、これがいいなと思いました。

 

文:池端祥一郎

 

調布 狛江 三鷹 求人 介護支援専門員 ケアマネージャー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。