キルギスの犬鷲
2025/10/03
今日は疲れたので仕事終わりに軽い随筆です。
今週は3つ驚いたことがあります!
1つ目は休みの日に行った中華料理店。
カニあんかけチャーハンを頼んだらこんなのが出てきました!
想像しなかった形状。
2つ目はちょっと書類を書きにファミレスの「びっくりドンキー」に入った時のことです。
その日は暑くてのどが渇いていました。
注文したアイスコーヒーは「びっくりアイスコーヒー」で出てきたのはこれです。
iPhoneと比べてもでかい!
ちょっと一人で飲んでるのが恥ずかしい雰囲気。
3つ目がシェイドゥラエフ。
9月28日のRIZIN.51のセミで行われたRIZINフェザー級チャンピオンのラジャブアリ・シェイドゥラエフの試合です。
彼は強すぎる。
初めて見たのは昨年6月です。
「漆黒のヘラクレス」こと武田光司をわずか1R4:38秒でリアネイキッドチョークで一本勝ちしました。
そもそもこの選手、15試合して負けたことがありません。
RIZINでは5試合しましたが、RIZINチャンピオンになった2人を含め5人を計6ラウンドですべて倒しています。
もう強さの底が知れない。底は見えない。
2000年代にPRIDEにいた「氷の皇帝」後に「60億分の1の男」と呼ばれたエメリヤーエンコ・ヒョードルを見たとき、底知れぬ強さを感じましたがそれと同種の雰囲気。
ヒョードルは陰気な感じがしましたが、シェイドゥラエフは雄弁なのでキャラクターは違うかもしれませんが。
同じ最強の系譜にいそうです。
強すぎて、28日にもう相手が誰だったかもあまり印象にないし、試合もすぐ終わって思い出せない。
これからも誰が闘いを挑んでも、きっとそうなりそうな予感がします。
RIZINにラスボスが降臨しました。
一週間、この最強の男のことが頭から離れません。
彼はまだ24歳のキルギス人で「キルギスの犬鷲」と言われています。
キルギス...私は何となく憧れがある国です。
シルクロードの通る国...西域。
ヨーロッパに向かう飛行機だと、ひたすら広い中国を超えるとまたまた広いカザフスタンがあるのですが、そのちょっと南にある国です。
私はなぜか飛行機であのあたりの上空を通るとき、映画を見るのをやめて地図を見入ることが多いです。
井上靖の「敦煌」「チンギスハーン」や司馬遼太郎の「草原の記」など西域の話が私は好きでした。
PlayStationのKOEIの歴史ゲーム「蒼き狼と白き牝鹿」シリーズにはまったことがあります。
最近だとドラマの「VIVAN」も中央アジアの話で私は当たり前のようにこれにもはまりました。
なんとなく、その地域の突厥、柔然、高車のような古の部族の名前を見るだけで心がわきます。
国土全体の40%が標高3000mを超える山国。
そこでシェイドゥラエフは日々、当たり前のように高地トレーニングをするような暮らしをしているそうです。
キルギス人は日本人と同じく、黒い髪・黒い瞳・黄色い肌が特徴的な「モンゴロイド」という人種がルーツの民族です。
そのため容姿が非常によく似ています。
シェイドゥラエフも目鼻立ちのくっきりした沖縄にいそうな顔です。
彼がもし「比嘉」とか「金城」とかいう名前で日本語をしゃべったらきっと日本人だと思ってしまう。
性格もキルギス人と日本人は似ていて共通点があるそうです。
・人見知りしやすい
・おもてなしが好き
・勤勉で真面目
・一人より集団での行動を好む
これってかなり日本人ぽいですよね。
識字率も100パーセントだそうです。
キルギスに伝わる伝説があります。
大昔ある兄弟がいました。
魚が好きな兄は東へと旅立ち日本人の祖となりました。
肉が好きな弟は西へと進みキルギス族の祖となりました。
兄だった私の古い祖先はきっと魚が好きだったから日本に来たのでしょう。
そしてさらにすごく魚が好きだったから私の近い先祖は焼津に住んだのかも。
そういうことならシェイドゥラエフは祖先の弟の国で育った人です。
なんとなく私が以前から西域に想いをはせるのはそれが原因なのかもしれません。
とはいえ、私はシェイドゥラエフを特に応援はしていません。
強すぎるから。
放っておいても彼は多くの試合に勝つでしょう。
もし闘うならわれらが三鷹の誇り「天下無双の稲妻ボーイ」こと鈴木千裕選手を私は応援します!
彼はこれからどうなっていくんでしょうね?
何年かしたらUFCあたりで「80億分の1の男」と呼ばれているかも。
そうなったらそうなったでRIZINファンとしても祖先が弟としてもうれしい限りです。
※カニあんかけチャーハンは世田谷区用賀4-17-8にある「田燕居」のランチです。
雰囲気もいいしおいしい中華のお店です。
カニあんかけチャーハンも形はすごいけどとてもおいしかったです。
前菜に1個餃子が付くのもうれしい。
文:池端祥一郎


