11月第3木曜日
2025/11/20
こんばんは。
今日は全くケアマネの話ではなく、お酒だけの話なので興味ない方は飛ばしてください。
今日は11月第3木曜日です。
「ボジョレーヌーヴォー」の解禁日です。
先に言えば、私はボジョレーヌーヴォーが好きです。
逆に、ボジョレーヌーヴォーって結構嫌う人もいるようです。
ワイン好きからすると「ボジョレーヌーヴォーなんて大して美味しくもない。」という意見もあります。
ボジョレーヌーヴォーは今年収穫されたぶどうを最速で醸造し出荷する新酒です。
新酒なので熟成を経たワインと比較する時点でナンセンスだと思います。
新酒の完成を喜ぶものなのですから。
新鮮なぶどうを絞り新鮮なうちに飲むワインが美味しくないわけが無い。
実際とても美味しいです。
だから普通のワインと比較するものではないと思います。
私はボジョレーはそういう飲み物として楽しみます。
「ボジョレーヌーヴォーを有り難がって大喜びで飲むのは日本人だけ。」という批判の仕方もあります。
でも、そもそも日本人はお祭り好きで初物好きなんです。
今年の新酒の登場を喜んで飲むの何が悪いの?と私は言いたい。
私は失礼を承知で言えばボジョレーアンチは心を広く持っていただきたいと思います。
もっとこの11月第3木曜日を楽しめばいいのに。
ということで、私は今日の日を待っていました。
今年のボジョレーを飲んでいこうと思います。
2025年のボジョレーは「味わう度に感動が押し寄せる、果実味豊かな逸品」だそうです。
美味しそう!!
ボジョレーを楽しむまず一つめのポイントです。
それは「色」。
なんとも言えない若いワインの色。
純粋な濃い紫。
ワインは熟成を経るとグラスとの境目が煉瓦色になったりしますがボジョレーは境目はシンプルに薄い紫。
「美しい。」
この日、この時期にしか見られないこのボジョレーヌーヴォーにしかない紫を見ると師走に入る前の晩秋を私は感じます。
今年もよく頑張った。
フランスのぶどう農家や醸造所の努力を感じ私は胸が熱くなります。
2つ目のポイントは、私は「安いもの」を選びます。
前述した通り今日は、いいワインを楽しむのではななくボジョレーを楽しむのが目的です。
ボジョレーを買うのに数千円を出すのは本末転倒です。
実際成城石井で4000円くらいする高いのも買ったことがあるんですが、そうすると「その値段を出すともっと美味しいワインが買えたのにな...。」と思うことになります。
なので私はここ数年は業スーのペットボトルの物です。
ペットボトルも全然悪くない。
酸素を吸収し酸化を防ぐ高機能なペットボトルです。
雰囲気だけはイマイチですけど。
それでも円安のせいで500mlで税込み1500円程しました。
100円プラスしてより高品質なボジョレーヴィラージュヌーヴォーにしました。
100円ならアップグレードも許容範囲です。
香りは決して複雑ではない。
シンプルなぶどうの香りと花の香り、そこはかとなくする土の匂い。
「美味しい。」
ぶどうの味。チェリーの甘さ。少し渋い。
3つ目のポイントは、「自分自身の体調」です。
ボジョレーヌーヴォーをはじめに飲むのは誰でしょうか?
おそらくぶどうを作った農場の人か醸造をした職人です。
今年作ったばかりのワインの新酒の完成を喜ぶのがボジョレーヌーヴォー。
彼らはどういう人々か?と想像すると、「体を動かす職業」の人たちです。
体を動かす人が好む飲み物がボジョレーヌーヴォーです。
私たちも体を動かした時どういう飲み物を欲するかと言えば、おそらく水やお茶、スポーツドリンクなど比較的あっさりした飲み物がいいと思うはずです。
逆に濃厚な飲み物は嫌ですよね。
汗をかいた後のカプチーノやコーンスープ、お汁粉や甘酒などはきついと思います。
ボジョレーヌーヴォーは普通のワインに比べあっさりしている。
体を動かした後、飲むのが最適だと私は思います。
※体を動かした後、飲酒をする是非はあると思いますが...。
ビールも夏の暑い日に体を動かしたあと飲みたいのは「スーパードライ」みたいなあっさり系です。
ギネスとか黒ビールのしっかりしたものは体を動かしたや汗をかいた後に飲んでは「旨い!!」とはならないですよね。
だから私は11月第3木曜日は意図して体を動かします。
今日休みだった私は朝からベランダの植物を植え替え剪定し、部屋を片付け、長風呂し、夕食の一部を作り、さらに三鷹のリモーネまで歩いて自転車を取りに行き、ゴルフの練習を1時間ほどし、帰宅すると料理を始めました。
休憩は全く無いです。仕事より忙しい(笑)
こうしてまで作った疲労感のある夕方。
「沁みる。」
しみじみと、体に沁みてきて美しいベルベットのような柔らかい酔いに包まれます。
本当に心地いい。
ビシッとスーツを着た人が気取って飲むものでは無いと思います。
むしろボジョレーは体を動かした後飲むべきと私は思います。
最後のポイントは「器・グラス」です。
私はワイングラスの「Ridel」が好きすぎてもはや信者みたいな人でワインを飲む時はほぼRidel製のグラスを使います。
Ridelはボジョレーには、大きくないボウルのグラスを推奨しているようです。
そこで私はRidelのキャンティ用の小ぶりグラスを使います。
が、思ったのですが農場の人は脚がついている繊細なワイングラスなんて使うのかな?
もっと素朴なグラスを使うのではないでしょうか。
そこで今年はこれを使ってみました。
最近買った木村硝子店の「ウィーン135」です。
シチリアの漁夫はこういう素朴なグラスでワインを飲むそうです。
山梨のワイン農家はお湯呑みで一升瓶に入ったワインを飲んだそうですがウィーン135はそんな感じの分厚さ、無骨なグラスです。
「甘い。」
これで飲むとRidelに比べそう感じます。
ふちが厚く柔らかい感じがそうさせるのかもしれません。
疲れた体には甘い方が嬉しい。
意外とお湯呑みで飲んでも良いかもしれません。
いい夜です、ボジョレーヴィラージュヌーヴォーがあるから。
明日には一滴も残しません。
11月第3木曜日だけの楽しみです。
これが私がボジョレーヌーヴォーについて思うことです。
見てご興味があれば明日スーパーに行ってください。
この4つのポイントを守ると、きっと私のようなベルベットの酔いを味わえると思いますよ。
※酔っ払って書いている訳ではありません。
ちょっとは飲んでますけどね。
文:池端祥一郎


