有限会社ホームケア野川

ポテンシャルは低くても...

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ポテンシャルは低くても...

ポテンシャルは低くても...

2026/08/05

おはようございます。

8月になりましたがここ数日過ごしやすい日が続いています。

そう都合よくはいかないもので、明日からはまた暑くなるそうです。

訪問すると、利用者の皆さんが「元気がない」「体力が落ちた」などのネガティブな発言が多いように感じます。

夏は仕方ないですね。

むしろこの酷暑の中、体力をつける行動をするほうが危険です。

利用者から「体力づくりに昼に毎日5km歩いているのよ!」と言われたら「絶対やめた方がいい!」と止めます。

酷暑はクーラーの効いた部屋に避難し過ごすのが一番安全。

 

社内の会議でも「連続した訪問は避けよう。」と話しました。

多くて2件連続、訪問が終わったら会社かどこか涼しい場所に避難すべきだと思いますのでそういう話をしました。

去年も実際、熱中症で動けなくなった職員がいました。

数日休むくらいのダメージで心配でした。

この酷暑は仕方ないです。

あと1か月は危険を回避しながら仕事をするしかないと思います。

 

一方で私は先週夏季休暇を取ったため、いま非常に元気です。

ホームケア野川は7日間、2分割まで可能な夏休みを職員に付与しています。

私は木曜と日曜が定休なので、先週は金土曜の2日間を夏季休暇としました。

 

私は夏季休暇に今年は岐阜県の飛騨・高山に行きました。

家族が世界遺産の「合掌造り」を見たいと言うことから今年は飛騨・高山なんですが白川郷と五箇山の3か所の合掌造り集落を見てきました。

白川郷はまるでAIが作った「日本らしい景色」みたいな素晴らしい美しさでしたが、外国人観光客も多く、駐車場も2000円もしたりやや商業的な感じもしました。

五箇山は白川郷に比べ規模も小さく、特に菅沼集落はひっそりとした場所でした。

大規模で観光地化されたこれぞ世界遺産という雰囲気の白川郷と、小規模な生活の場の五箇山で合掌造り集落の対比ができて楽しかったです。

 

飛騨・高山でグルメといえば王者は「飛騨牛」です。

飛騨牛ステーキ、しゃぶしゃぶ、握りは定番のようです。

飛騨牛コロッケや飛騨牛つくねなどは「本当に飛騨牛入っているの?」と疑問でしたが、食べ歩きも楽しいものです。

飛騨牛は清水の舞台から飛び降りるつもりでステーキ(高い!!)を食べましたよ。

ホテルでは握りも出ました。

さすが飛騨牛、当然美味しいです。

飛騨牛が食材としてのポテンシャルが高いのは当然なのですが、私がさらに驚いた料理がありました。

最高に日本酒に合う!ビールにも合う!ごはんにも合う!

 

それは「漬物ステーキ」です。

ご存じですか?漬物ステーキ。

飛騨高山のローカルフードです。

 

そんなに難しい料理ではなく、白菜漬けを炒めて卵でとじただけのもので、厳密にはステーキではなく「白菜漬けの卵とじ」なんですが、これが実に美味しかった!

白菜漬けを塩抜きし、バターかごま油で炒め、卵でとじるという超シンプルな料理です。

 

食材としては、価格だけで比較すれば白菜漬けと卵なんて飛騨牛の10分の1以下でしょう。

食材のポテンシャルとしてもただの日常食と、観光地でわざわざ食べる贅沢料理ほどの差があります。

偏差値50と偏差値65くらい差があるのではないでしょうか。

 

それでも漬物ステーキは日本酒にもビールにもご飯にも無双状態で合う!

たぶん、白ワインや焼酎なんかもよく合いそうです。

おそらく私が3000円で注文した飛騨牛と、600円で注文した漬物ステーキに価格差5倍の満足感の差はない。

私の中では28:27、飛騨牛の判定勝ちくらいの僅差の勝利の満足度でした。

いや、価格差を考えれば満足度は漬物ステーキのほうが上でしょう!

 

それを食べた後で考えていました。

「やり方次第なんだな。」と。

ケアマネの仕事は、言ってもそれほど報酬が良いわけでもない。

利用者の気持ちや状況に合わせた支援をしなければいけない難しさがあります。

自分がしたいことと利用者の意見の違うジレンマにも苦しみます。

「ケアマネさんは大変ですよね。」とよく言われます。

うちなんて零細企業で、賞与を出すと懐は正直寂しい。

職業や会社のポテンシャルで言ったらケアマネやホームケア野川は白菜漬けと卵くらいの評価ができればいい方かと。

 

大企業は飛騨牛みたいなものでポテンシャルは明白にはるか上です。

 

そうは言っても、限られた資源、今いる人材を最大限活かしながらケアマネジメントをやっていかなければならない。

うまくやれれば、利用者に感謝されたり喜んでもらえることも多くあります。

そのためには、ただの白菜漬けと卵を漬物ステーキに昇華させるような、何と言ったらいいか表現しきれませんが「工夫(のようなもの)」が必要で、それは会社の代表者、事業所の管理者である私に求められる、と思いました。

 

私は夏季休暇が終わってみて、6.7月の新人研修等で積み重なった疲れも取れているし、元気になったのでまた頑張っていこうと思います!

 

「漬物ステーキ」は、こう私がアツく語るくらいいい料理ですので是非試してみてください。

レシピも調べればいくらでも出てきます。

 

【漬物ステーキレシピ】

①白菜漬けを水に5分ほどさらして水気を軽く絞る。卵はボウルに割りほぐす。

②フライパンに油を中火で熱し、白菜漬けを2~3分炒める。フライパンの中心に集めて、溶き卵を白菜漬けの上に流し入れて軽く混ぜ、卵に火が通るまでいじらず焼く。

③器に盛り、醤油と削り節をかける。

 

これだけです。

 

文:池端祥一郎

 

 

 

 

 

 

 

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